COLUMNコラム

Food 2019.03.02

#2 免疫力を上げたい春!有効なのは「サバ+ねぎ」

 

3人に1人が花粉症に悩んでいる?

 

春ですね。春といえばお花見!テーマはお団子!なんて言いたい気持ちではありますが、春といえば「花粉」と思う方も多いのではないでしょうか?目が痒くなったり、鼻水が止まらなかったり、まさに”春の天敵”!!2008年に行われた全国疫学調査では29.8%と、日本人の約3人に1人が花粉症に悩んでいることがわかりました。

「三人寄れば文殊の知恵」なんて言葉がありますが、「3人寄れば、1人は花粉症」ということですね。

 

 

サバ+ねぎ=花粉対策?

皆さんは花粉症対策として、どのようなことを行なっているでしょうか?マスクをつけたり、目薬をさしたり、空気清浄機を利用したりと、様々な対策を行なっていると思います。今回、ご紹介するのは”体の内側から”の対策です!

 

皆さん、サバはお好きでしょうか?実はサバなどの青魚に含まれているEPAとDHAという成分には、かゆみや発疹などの症状を緩和する作用があると言われています。抗炎症や抗アレルギーといった一連の炎症性疾患を抑える働きがあるそうです。優秀ですね♪

また、血液をサラサラにする効果があり、悪玉コレステロールの低下が期待される栄養素としても、注目されています!

 

そんな優秀な食材であるサバに加えてオススメなのが「ねぎ」です。ねぎに含まれるアリシンは血行を促し、体内環境を良くすることで免疫力を高める効果が期待できます。ウイルスと闘ってくれる細胞は血液に乗って全身をまわっているので、血行の働きを良くすることが、免疫力向上につながるということです!

 

つまり、「サバ+ねぎ」を一緒に食べることは、免疫力向上に最適な組み合わせと言えます。

 

 

オススメの食べ方

ねぎや玉ねぎに含まれているアリシンは、水に溶けやすく熱に弱いという性質があります。いやいや、玉ねぎは色がつくまで加熱した方が甘くて美味しいじゃないか!という気持ちもありますが、これは辛み成分であるアリシンが壊れて、残っている甘み成分が濃縮されることで起きている現象です。

そのため、アリシンを効率よく摂り入れたい時には、生で食べることをオススメします。

そこでオススメする食べ方として「焼きサバに、ねぎを添えて」なんて料理はいかがでしょうか?(笑) DHAとEPAも熱に弱いので、焼き魚として食べる場合は、脂を飛ばしすぎないように気をつけることが栄養素を逃さないコツです!

 

今回はDHAとEPA、そしてアリシンについてのお話でした。

春こそ、内側からの免疫UPに力を入れていきましょう!

 

Today’s word

The best way to cheer yourself up is to try to cheer somebody else up.

Mark Twain

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